自分と繋がり いのち本来の喜びを生きる Rieのブログ

インドに飛び込み体感し得たものは、本当の自分を生きる知恵。

痛い・苦しいに蓋をしない

さて、9月が始まりました!

 

8月最後の秋雨前線の湿気と冷たさに、体調崩れた方もいるのでは?

お腹に手を当ててみましょう。

ひんやりしてませんか?

温かいお茶や食べ物で芯から温まってくださいね。

 

さて、

痛い・苦しいに蓋をしない。と書きました。

 

私の子宮頸部の疾患にもつながることなのですが、当時の私はこれができていなかった。

 

幼少期から「なんでも一人でできちゃうしっかりもののお姉ちゃん」をしてしまい、完璧主義で失敗が嫌で負けず嫌い。

 

地元を離れて一人暮らしすると、「うっかり」する事が多くなり、でも「まいっかー」が口癖になりました。

 

「うっかり忘れる」母から「これ覚えておいてね」と頼りにされることで、「しっかりする」が出来上がったのでしょう。

 

これはこれで周りをよく見れることに繋がったので、結果良かったのですが

 

「迷惑かけてはいけない」「悲しませてはいけない」「甘えちゃいけない」と、辛くてしんどいことなど言わない子供でした。

 

それがどうやらズーーっとあって、疾患が分かった時も一人で不安を抱え込みました。

 

自分が招いたことだ、自分が悪いと。

 

当時、祖父を亡くした我が家はそれまでの均衡もなくしていて、というか私がひどくトゲトゲしてました。

 

なので、余計に母に言い出せなかったんですね。

 

要精密検査の封書を目にした母が心配してくれているのに、「騒ぐことじゃない」っと何も言わず。

精密検査を受けたら、あまりの痛さと出血と貧血でメンタルがぼろぼろになったのにそれでも言わない。

 

親友には言えるけど、家族には言えない。

 

「大人だから、甘えちゃいけない」が強すぎました。

 

親友から「えー!?なんで言わないの?私だったらすぐ言っちゃう。ヤバイー!どーしよー!ってきっとすぐ言っちゃう。いいじゃん、だって怖いじゃん。一人でなんか抱えられないじゃん」

 

と言われて、そっか。年とか関係ないか。

 

っと、検査を受けてから2ヶ月後くらいに

ビクビクしながら切り出したのを覚えてます。

 

なぜビクビクしたのか。

母が「取り乱すか」「悲しむんじゃないか」「心配かけてしまう」色々と相手の感情を優先してばかり。

 

たどたどしく、実はと切り出すと

静かにこっちを見て

「いつわかったの?」

「そんな大事なことなんですぐ言わないの」

「一人じゃ抱えられないでしょ」

 

っと優しくさとされました。

 

普通ならここで大号泣できるんでしょうが、泣いてもいい状況なのに溢れ出る感情と涙をグッと堪えてしまう癖。

 

もう手の施しようがないくらいの頑固な癖でした(笑)

 

でもね、まず母に切り出せたことで、ひとつ楽になりました。

病院いっしょに行こうか?とも言ってくれた母。

 

例えいっしょに行けなくても、そう言ってくれるだけで充分ですよね。

 

徐々に徐々に自分で作ってしまった家族との溝を埋めてく時間。

 

インドに行って勢いで、そのままどこか行ってしまえた状況でも、実家にいたのは現実から目を逸らしていた点もあるけれど、

やはり家族も笑っていないと私はダメなんですね。

 

家族のために何かするんではなく、家族が笑うために自分を大切にするがいちばん。

 

だから、今思えばさっさと自分優先で旅立っても良かったんですけどね(笑)

 

今年の初めにそれまで定期的に通っていた婦人科医から大きな病院を紹介されたのですが、わたしには合わないドクターでした。

 

あんな対応されてほかの人はどうも思わないのか?っと、こちらの体調を気遣うことなく、検査や治療を勧めてくる人に

違和感を持ち、簡単な治療と言われることも一旦お断りして帰宅。

 

夜に母と義姉に「気持ち悪かったんだよー!」っと話を聞いてもらい

 

「病院が大きくても、ドクターがいいとは言えないし、自分が嫌な思いするなら行かなくていいじゃない。」

 

「ほんと先生は簡単にいうよねー。頭来ちゃう!」っと寄り添ってくれる二人にとても救われました。

 

自分を認めることから全てははじまるのですが、その認めるってなにか特別なことをしたから認めるのではなくて、ただここに居る自分を認める。

 

ここにいる自分が「痛い・苦しい」「怖い」と感じたら、それを認める。

 

痛みのもとの原因にダメ出しするんではなく、まず「痛いね」と寄り添ってあげる。

 

なんでこんな簡単な事ができなかったんだろうって、今では笑ってしまいます(笑)

 

母に甘える。

いちばん大事なことをいちばん遠ざけて、そうさせた母や父を遠ざけましたけど、それも自分の見方一つ。

 

小さい頃の私を見ていて母は「こんなに優しくてこの子は大丈夫なんだろうか」と思ったと、大人になってから聞いたことがありますが、、、

 

うん、だいぶ時間かかったけど、そう言うことですねってその言葉に納得です。笑

 

やっと家族に対して「I’m O.K You’re O.K」が出せました。

 

ヨガの哲学がどうとか、歴史がどうとか、そんなのはあんまり関係なく、自分に素直であればいいと思った夏でした。

 

「正直に」生きてきて出会ったヨガでさえも、時には自分を苦しめるものであったりします。

 

やっと手に入れた答え!わたし間違ってなかった!っと当時のわたしは喜びました。

 

まずはそれだけで良かったんです。

まずは自分に向ければいいだけ。

 

興味あること、好きなことに対して学んでいくうちに「なんかしっくりこない」そう思ったら、素直に「なんか違うかもね」でいい。

離れていいし、他を好きになっていい。

 

それから戻ったっていいんだし。

 

自分を縛るのはいつも自分で、根本から解放できるのも自分でしかないなぁと、一旦すべてにおいて「思考」することをやめたら、体で学べました。

 

新たな流れがはじまる秋。

 

日曜日ですし、「思考」を手放して「自分に素直に」過ごしてみてください😊

 

今月の雨引山でのヨガは

8、22日ですॐ

 

では、ナンニー(ケララでのありがとうの意味)

 

理恵

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それと、9/16日本橋でこんなイベントがあります。わたしも参加させていただくのですが、ご興味ある方は是非❤️

https://around-india.com/190916-ayurveda-kashimawalla/